Achi singing -April issue-

Achi singing -April issue-

 

今回はボイストレーニング実践編、すぐに取り入れられるカラオケのコツをお伝えします。

本格的にボイストレーニングをするとなると、腹式呼吸がとても重要です。息を吸って、キープして、お腹から声を出す。このトレーニングが地味につらいんですよねえ。ここまでやればOK!とゴールがあるわけではなく、やってもやってもきりがない。毎日コツコツ基礎練習の繰り返し。

なので私のボイトレでは腹式呼吸トレーニングと並行して、簡単に劇的にカラオケがうまく聞こえるテクニックも教えています。歌がうまくなった成果が感じられると、コツコツ基礎練もやりたくなってきませんか?笑

方法はとっても簡単。歌詞の中の「カキクケコ」「サシスセソ」「ザジズゼゾ」「タチツテト」「ハヒフヘホ」を息っぽく前に出すように意識して発声する。たったこれだけ!

日本語は全体的に必要とする息量が少なくて、喉奥や腹筋を使うことなく口まわりだけで発音できる言語です。日本人はタイ語のコーカイ(k)とコークワイ(kh)の違いに苦労しますが、だって無気音と有気音を意識することなく発音できる言語で育ってきているんだから仕方ないんですよ私たちは!(開き直り。笑)

しかし逆もまた真なり。有気音を意識的に出すだけで、日本語がペターっと聞こえなくなり、程よくアクセントが効いた耳触りのいい歌になるんです。カラオケで一番わかりやすい課題曲はマイリトルラバーの「Hello Again~昔からある場所~」。この曲はボーカルとしては素人だったAkkoさんに天才小林武さんが当て書きした曲なだけあって、耳に残るフック満載。カラオケが苦手という女性にもおすすめしたい超名曲です。

出だしの「イツモ キミト マチツヅケタ キセツワ」、このフレーズを初めはわざと全体的に無気音ぎみに歌ってみてください。そして次に、イツモの「ツ」、キミトの「キ」と「ト」、マチツヅケタの「チツヅケタ」、キセツワの「キセツ」、これらの箇所を、思いっきり息っぽく有気音で歌ってみてください。スマホのボイスレコーダー機能で録音して聴き比べると、ほんとに一聴瞭然!急に上手っぽく聴こえるんですよね。

息の量の目安としては、手の平を口の前20cmぐらいの位置に置いて、自分の息がかかるのを感じられるぐらい。どうですか?結構息をたくさん使うからお腹も疲れますよね。そう、実はこれ腹式呼吸トレーニングへの導入にもなっているんです。

郷里島根県にある大社高校という学校の音楽室にかかっていた言葉、本当に歌の本質を表しているなぁと思ったので引用させていただきます。それは、「息と気持ち」。息は本当に本当に大切なんですよ~という今回のコラムでした♪

 

■infometion

ACHI (アチ)

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バンコク在住日本人シンガーソングライター。日本でCDデビューの後2009年に来タイ。以降CMソング、映画挿入歌、プーケットやカンボジアでの音楽イベント出演など、ASEANで幅広く活動中。

By | 2018-03-21T15:11:11+00:00 3月 26th, 2018|人気連載|0 Comments

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管理人ですよ。

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