Achi singing – July issue-

Achi singing – July issue-

みなさんこんにちは!

前回はカラオケで大切なタイム感、リズム感を意識する方法をお伝えしました。(手の叩き方ってすごく大事、というお話でした)

今回は、高い音を出すためには?についてお話したいと思います。カラオケで好きな曲を歌いたくても、サビなどの一番高いメロディーで声が出きらないということ、ありませんか?現に「私は声が低くくて、どうすれば高い音が出せますか?」と質問されることが多いです。

私の答えはいつも同じ。「リモコンでキーを下げましょう!」です。笑

これは本当に声を大にして言いたいのですが、みなさん無理して高音を出しても、大事な声帯を痛めてしまったり、聞いているほうもキンキンキーキーした声が耳ざわりよくなかったりで、利点は何一つありません。

日本が世界に誇るKaraoke、その文明の利器を利用して、サクっとキーチェンジしちゃいましょう。もしくはあなたが持っている音域の中で無理なく歌える・聞かせられる楽曲を選びましょう。

J-POPのメロディが異常に高音化したのは1990年代、ちょうど小室ファミリー全盛期あたりからだと言われています。

一部のヘビメタ/ハードロックシーンを除いて、高音を無理して歌うヒット曲はかつてほとんど存在しませんでした。試しに昭和歌謡を歌ってみてください。一番高いトップノートが上のドを超える楽曲はほとんど無いことにお気づきになるかと思います。むしろ出だしのAメロ、展開のBメロは低音でしっかり聞かせる曲が多かった。

しかし、ある節目からどんどんとキーが高くなっていきます。シンガーが無理なく出せる音域からさらに2音3音と極限ギリギリまでキーをあげて歌わせていった。ファルセット(裏声)ではなくあくまで地声で。その理由を某レコード会社の方から聞いたことがあるのですが、「無理して出したギリギリの高音は、女性のアエギ声に似ている」(!)「サビでアエガせることによって、リスナーに訴求している」と。

真偽のほどは確かめようもありませんが、当時むりくり高音を歌わせられていたボーカリストの多くが声帯を痛めて休養を余儀なくされたり、引退されたりしていますよね。楽曲を生かすためにはこのキーが一番いい、という理由ならいざ知らず、そんなセクハラモラハラじみた理由で本人のキーに合わない楽曲を歌わせられて歌手声明を脅かされていたとしたら、完璧#metoo案件です。

歌手は道具ではありません。

血の通った人間、むしろ通わせた血をいかに楽曲に乗せるか腐心するプロフェッショナルです。そんなわけでわたくし日本にはびこる高音礼賛な風潮を打破するべく、どんどんキーを下げま党を結成し、活動しておるわけでございます。(拍手)(くださいw)

ということで次回は「喉をいためるって、どういうこと?」についてお伝えします。

喉はオギャーと生まれてから死ぬまで一生つきあっていく器官、取り換えはききません。無理して高音を出したり、酷使したりせず、大事に大事に使っていきましょうね!

■infometion

ACHI (アチ)

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バンコク在住日本人シンガーソングライター。日本でCDデビューの後2009年に来タイ。以降CMソング、映画挿入歌、プーケットやカンボジアでの音楽イベント出演など、ASEANで幅広く活動中。

By | 2018-06-27T16:20:28+00:00 6月 27th, 2018|人気連載|0 Comments

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管理人ですよ。

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