からだ☆LABO vol.03 『呼吸法』

からだ☆LABO vol.03 『呼吸法』

シラチャ、パタヤにお住まいの皆様、こんにちは。理学療法士の増田勇樹です。理学療法士とは医療国家資格として日本では主に病院で活躍しています。腰痛などの怪我の治療や予防に関してのスペシャリストとされています。

タイに来て運動不足が続いているという方も多くいらっしゃるかと思います。運動不足解消にヨガやピラティスなどのボディワークを始める人もいるのではないでしょうか。ヨガやピラティスなど、様々なボディワークを始めるときに重要になる「呼吸法」。皆さん正しく理解して行えているでしょうか。有名な「腹式呼吸」「胸式呼吸」の2つをご紹介します。

呼吸は落ち着いているときはゆっくり深く、一方ストレスを感じているときは、浅く早くなります。このように、呼吸は精神状態を表します。

また呼吸運動は呼吸に関わる筋肉を使い、背骨、肋骨、内臓の動きにも関係します。また、人は呼吸により酸素を取り入れ、その酸素を使って体を動かします。以上のように、呼吸は人間にとって必須の機能となります。今回は、呼吸における胸式呼吸と腹式呼吸に関して述べていきます。

 

<胸式呼吸>

肋骨を動かし、胸郭を広げたりしぼめたりする呼吸です。

効果として、交感神経の活性化、筋肉の緊張、心拍数や血圧の上昇などがおこります。胸郭を動かす筋肉を使うので、肋骨・胸骨・背骨のトレーニングになり、胸郭が柔軟になり姿勢が良くなります。この利点を使ってピラティスではこの呼吸法を取り入れています。

 

<腹式呼吸>

腹式呼吸は有名なお腹の動きを使った呼吸です。

基本的には胸郭の動きによりますが、胸式呼吸と違い、横隔膜という筋肉の働きにより胸郭の下方への動きが主となります。この下方への拡がりにより、内臓が圧迫され、内臓が前方に押されるためお腹が大きく膨らみます。この時、内臓に対してのマッサージ効果が生まれ、副交感神経系が活性化され、リラックスします。また、便秘の解消にもなります。さらに、横隔膜、腹横筋、骨盤底筋という体幹のインナーマッスルも働きが促され、体幹が安定されます。

一般的に有名なのは腹式呼吸ですが、用途によっては胸式呼吸が非常に有効であったりします。このように、どちらの呼吸が悪いということはありません。普段から呼吸を意識して、呼吸を使い分け効果的に運動を行うようにしましょう。

 

◼︎information

増田勇樹(シラチャ在住)/理学療法士(医療国家資格)

病院やフィットネス、スポーツ現場で子供から大人、プロアスリートから一般の方の怪我の治療やトレーニングのサポートを行っている。シラチャ・パタヤ在住の方で体の悩みが有る方はお気軽にご相談下さい。

TEL: 08−3599−4042

Mail:  m.conditioning.labo@gmail.com

Line ID: mslabo

By | 2018-01-24T20:06:20+00:00 12月 12th, 2017|人気連載|0 Comments

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